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ニキビ・ニキビ痕
ニキビとは
ニキビの原因
ニキビの主な原因は皮脂の過剰な分泌、毛穴のつまり、アクネ菌の増殖による炎症などです。通常、皮脂は毛穴から汗とともに排出されますが、肌のターンオーバー(約28日のサイクルで新しい皮膚細胞に生まれ変わること)がスムーズにいかないと、毛穴の出口がふさがり皮脂が詰まってしまいます。毛穴が皮脂で詰まると毛穴の中でアクネ菌が増殖して炎症を起こし、赤く目立ったニキビへと進みます。
思春期にできるニキビと異なり、大人のニキビは発生する原因が様々です。睡眠不足、食生活の乱れ、ストレスなど、ライフスタイルにも深く関係していると考えられています。そのため症状を繰り返すことが少なくありません。
ニキビの種類
白ニキビ
皮脂が毛穴の中に詰まり、肌表面に白っぽくプツプツと見えている状態です。白ニキビは炎症を起こす前の状態なので、普通は痛みがありません。
黒ニキビ
毛穴の中に溜まった皮脂が外部に盛り上がり、空気にさらされて黒く酸化した状態です。炎症性ではないため痛みはありませんが、メイクで隠せないほど目立ってしまうこともあります。
赤ニキビ
毛穴の中でアクネ菌や雑菌が繁殖し、炎症を起こして赤く腫れ上がり、痛みを伴う状態です。気になってつい触ってしまいがちですが、状態が悪化しかねないので注意が必要です。また無理につぶすとニキビ跡が残ってしまう恐れもあるので避けてください。
黄ニキビ
炎症が進んで真皮内に膿が溜まり大きく腫れた状態です。この段階では白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビの原因であるアクネ菌以外に、それを減らすために集まった白血球やその残骸が膿となります。黄ニキビを放置すると炎症がさらに悪化し、ニキビ痕が残る恐れもあります。
ニキビ痕の種類
色素沈着
ニキビが治った後に、しみのような茶色い痕が残ることがありますが、その原因はメラニンです。ニキビの炎症によってしみの元となるメラノサイトが刺激されてメラニンが生成され、そのまま色素沈着してしまった状態です。
ニキビができた肌は一定の期間で肌が生まれ変わる「ターンオーバー」が乱れがちです。そのためメラニンが分解・排出されにくくなり、色素が沈着してニキビ痕になります。
肌表面の凹凸
黄ニキビまで進むと、アクネ菌が作り出すリパーゼという酵素が毛包(もうほう)の壁を壊し、炎症を起こす物質が周りの組織に広がってしまうことがあります。デコボコとしたニキビ痕はこの炎症の広がりによって起こったものです。
またニキビを指や爪で潰すことも、肌表面の陥没につながります。
ニキビ・ニキビ痕の治療
IPL(光治療)
IPL(Intense Pulse Light)という特殊な波長の光を使用する治療法です。光によって発生した熱が肌を刺激し、メラニン色素の排出を促進します。
Haruクリニックの光治療「ライムライト」
Haruクリニックではニキビ痕の治療にXeo(ゼオ)という医療機器を用いて「ライムライト」という施術を行っています。
ライムライトの光(IPL)治療では、520~1,100nmと幅広い波長の光エネルギーを顔全体に照射するため、ニキビ痕の赤みをはじめしみ、そばかす、毛穴の開き、くすみ、小ジワ、赤ら顔など様々な症状を同時に改善できる点が強みです。肌に優しい治療法のため、施術当日からメイクも可能です。
(※ライムライトについて詳しくはこちら「ライムライト」)
ジェネシス(レーザー治療)
ジェネシスは米キュテラ社で開発されたロングパルスレーザー機器です。皮膚から1~2cm離してレーザーを照射し、表皮層に作用して肌の代謝を促します。
ニキビやニキビ痕による凹凸(クレーター)治療に効果的ですが、さらにコラーゲンの生成を促すため肌のキメが整いハリが戻ります。
(※ジェネシスについて詳しくはこち「ジェネシス」)
ニキビ改善点滴
Haruクリニックのニキビ改善点滴は皮脂の分泌を抑え、活性酵素を減らしてニキビの炎症を起こさないようにします。ニキビの改善に加え、美肌効果も期待できます。
(主な成分と効果)
・シーパラ(ビタミンB群):代謝促進、血行促進、皮膚・粘膜の健康維持、強い抗酸化作用など
・アスコルビン(ビタミンC):コラーゲンの生成、抗炎症作用、老化防止、抗酸化作用など
・ビオチン(ビタミンH):皮膚・粘膜の健康維持、爪・髪の健康維持、抗炎症作用など
・メチコバール(ビタミンB12):神経細胞の修復、血球成分の生成など
(※ニキビ改善点滴について詳しくはこちら「美容点滴・注射」)